■日本ハムが完封リレーで稲葉の引退試合&シーズン最終戦を白星で飾る!
日本ハム・稲葉篤紀の引退試合となったシーズン最終戦。両チームの先発は日本ハムがエース・大谷、楽天が若き左腕・松井裕。
試合は、大谷が初回から公式戦では日本人最速となる162キロを記録するなど球場を沸かせ、2イニングを無失点に抑える。3回からは上沢がマウンドにあがり、こちらも任された3イニングを無失点に抑え、続く6回にマウンドを任された白村も得点を与えず好投を見せる。
一方、打線の方は楽天・松井裕を攻略できず、5回までわずか2安打に抑え込まれるも、6回裏に陽のタイムリーでついに1点を先制。
その後は7回にクロッタ、8回に谷元、9回に増井がマウンドにあがり、いずれも得点を与えず、完封リレーで最終戦を白星で飾り、稲葉の引退に華を添え、万感のフィナーレとなった。
なお、5番ライトで先発した稲葉は、全打席とも惜別の稲葉ジャンプで出迎えられてドームを揺らすも、第1打席が左飛、第2打席が遊ゴロ、第3打席が中飛に倒れ、快音は響かなかった。 |