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■約7年ぶりに大研医器、約4年ぶりにKlab再購入


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記事作成日時:2020年2月15日(土)13:20

先日ですが、株を始めた2013年4月以来となる大研医器を7年ぶりに購入(買値650円台)しました。大研医器は下記の取引履歴をみても分かるように短い期間でしたが、初めて大きな利益が出た銘柄だったので私にとっては思い出深い銘柄の一つです。



なお、当時は会社四季報を見ながら、チャート、売上高、利益が右肩上がりかどうか、また自分が好きなジャンルの分野かどうかという視点で選んでいました。

ちなみに現在もそれらの点には注目していますが、チャートに関してはどれだけ下がったかという視点でみています。また、売上高は成長を示す重要な指標だと思っているので、当時と変わらず右肩上がりかのチェックはしますが、絶対条件ではなく、利益に関しても先行投資で減少している場合や逆に特別利益など一時的に増えているというケースもあるので、そこまで重要視してはいません。

私が今最も重視している点はこの日記のタイトルにもあるように、時代の流れに乗れるかどうかであり、もっといえば人気化しそうなテーマ化どうかです。その上で株式発行総数が少なく、時価総額100億円未満の小型株であれば大きく上昇する可能性を秘めているのでより理想かなという感じです。

今回大研医器を再購入した理由も、時代の流れに乗れるかどうかから判断したものであり、この会社は医療機器メーカーではありますが、会社四季報の特色には「真空吸引機など病院感染防止や麻酔関連が主」と書いています。ここ数年は売上高は横横で、利益も2017年3月期に最高益を出して以降は右肩下がりですが、会社四季報の特色に書いてある通り、病院感染防止銘柄です。

新型コロナウイルスの院内感染らしきことも確認され、さらには日本各地でも感染が確認され始めている状況であり、どう院内感染をさせないかが言うまでもなく重要な状況です。

また、今後新型コロナウイルスが収束に向かっても、過去に大地震によって耐震基準などが見直されたのと同じように、今回のことをきっかけに今後もこういったウイルスが出てきても対応できるよう院内感染の防止を含め、その体制のあり方を見直すことにつながるかもしれません。

先月末にも注目され、一時期800円を超えたこともあったようですが、その時よりも状況は深刻ですし、院内感染をどう防ぐかが問われている今、この銘柄が人気化しても何ら不思議ではないと思っています。

PERは22.24(昨日終値基準)と少し割高ですが、暴騰して割高状態にあるマスク銘柄と比較すると割安ですし、昨年12月には日経新聞で長期で保有しておきたい銘柄としても取り上げれたそうなので、しばらく保有してみようと思っています。

さて、日記のタイトルに書いている通り、もう一つKlabという銘柄も昨日のPTS(夜間取引)にて、買値780円(100株)で約4年ぶりに購入しました。
逆にKlabは下記の取引履歴からも分かるように私にとっては過去最大の損切りをした苦い経験をした銘柄です。


当時損切りした理由は、2016年2月10日の日記「Klabの株、ついに売却」にも書いていますが、何も期待できなくなったからでした。ただ、そのKlabの業績は回復し、その後株価がどうなかったかは下記のチャートの通りです。


ちなみになぜ今、Klabを買戻しのかというと、月足のチャートがいい感じで下がっており、ここから下がってもたかがしれているというチャートの視点もありますが、実はここにも新型コロナウイルスが関わってきています。

昨日、「CNN.co.jp」のニュースで「新型肺炎拡大の中国、人との交流はゲームで プレー時間急増(https://www.cnn.co.jp/tech/35149422.html)」という記事が公開されたのですが、この記事は簡単に言うと新型コロナウイルスの影響で外出が出来ず、モバイルゲームをする人が急増したという内容で、その記事の最後には「今後数週間で支出やダウンロードが増える見込み」とも記されています。

私自身はスマートフォンでゲームはしないですが、2月に予定していた旅行もキャンセルし、3月末の旅行も非常に厳しい状況です。ツイッターでも新型コロナの影響で旅行を取りやめたという投稿や修学旅行を延期するといった投稿が多くみられるほか、見本市やライブなどの各種イベントも中止になるなど、外出を控える動きが相次いでみられています。

こういった状況を踏まえると、日本においても外出を控え、ゲームをする人が増えてもなんら不思議ではないのと、製造業のように生産がストップするというようなこともないので、4年前のリベンジを果たすのであればこのタイミングかなと判断し、再購入しました(笑)

昨日の夜中にklabの決算説明会の動画も見ましたが、カジュアルゲームにも参入するという話題があったほか、くまモンのゲームなども予定しており、4年前とは異なり、今後の期待という面でも申し分ないのではと思っています。

最後に今年の売買損益ですが、現在は約+9.8万円であり、先月末からは+1.7万円増とそれほど増えてはいません。


さらに昨日はコロナによる新興市場の地合い悪化やヘッジファンドの45日ルール、さらには各銘柄の四半期決算などの影響もあり、トータルで5万近く下落し、一気に含み損(約-2万)に転落しましたが、今は大研医器やKlabのようにコロナの現状にあった銘柄を選びつつ、かつ間近に迫っている5Gやコロナが収束した時のことも見据えながら取引をするという時期なので、2月・3月はプラマイゼロでもいいぐらいの気持ちではいます。

あと、4桁になったら300株保有しているうちの100株は売却するかもしれないと書いていたファーマフーズですが、700円台後半で100株手放してしまいました(笑)。

やはり売らないと利益になりませんし、持ち続けて買値に戻ってしまうほど切ないことはなく、私の場合は損切りするよりも買値に戻るほうがショックが大きいため、そうしました(笑)。

ちなみにその後もファーマフーズは通販の好調のニュースが出たほか、GABAの存在が世間に浸透し始めている状況であるのに加え、鳥インフルエンザ関連銘柄ということもあり、昨日時点で1240円まで上昇し、数年前に11倍(上場来高値)になった時の水準まであと300円ほどに迫ってきています。

ただ、そこを超えたら利益確定も大切なのでさらに100株手放し、残りの100株を永久放置にしようか検討していますが、前にも書いた通り、北の達人と比較するとまだまだ上昇する余地があり、また毎年株主総会に京都まで行っている銘柄で思い入れも強いため、ものすごく売却するタイミングが難しいです。


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