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           平々凡々便り・32通 2008年11月11日 19:00


■釣り合わないマイケル中村・工藤と二岡らのトレード


 以前から噂されていましたが、ついにマイケル中村、工藤と二岡らのトレードが決定してしまったようです。う〜ん、このトレードが釣り合わないと思うのは私だけでしょうか? マイケルの過去の成績を見ると入団以来、防御率が全て2.点台前半で意外と奪三振率も高く、07年を除いて1イニングに1個は三振が取れるピッチャーでした。抑えとしてこの成績は申し分ないですし、幾度となく優勝が決まる最後を締めくくってきた経験も豊富なだけに残念でなりません。
 
 一方、二岡は今シーズン、度重なる怪我もあり日本ハムが期待している長打力もホームランはわずか一本。この状態では来年活躍できるかも未知数のな上、二岡のイメージも良くない中、随分とギャンブル的なトレードをしたように思えます。しかも工藤までトレードに出してしまうとは・・・。
 三塁を守る予定だそうですが、小谷野の得点圏打率を考えるとそんな無理してまでとる必要はないようにもなかった気がします。正直、まだ中田翔を経験のために三塁で使って育てた方が将来的には良い感じもします。
 それに巨人から見ると19歳の坂本が台頭し、二岡は既に戦力外の存在。そういった選手に対してトレードをしてしまうとはもったいないですし、巨人側からすると最高のトレードになったと思います。

 どうも日本ハムのフロントは昨年も優勝したのにも関わらず、CS、日本シリーズで大活躍したセギノールも放出してしまうし、梨田監督も過去の実績にこだわるタイプでチームカラーというものを無視しているように感じますね。2006年に日本一になってからわずか2年で、ここまで変わるとは思ってもいませんでした。なんだかヒルマン時代が早くも懐かしいです。日本ハムの特徴の一つでもあった国際色も徐々に薄れてきつつありますね。
 もちろん、セギノールもマイケル中村も高年俸を要求する選手だったので、そういった兼ね合いがあるのは理解できますけど、マイケルが締めて優勝する場面を3度、球場で見ているだけに残念です。
 一方でマイケルのユニフォームとか買わなくてよかった〜とも思っています(笑) さて、せっかくなのでマイケル中村サヨナラ企画として動画を3本お送りします。動画の内容はマイケル中村が最後を締めた2006年日本一、アジア一、2007年クライマックスシリーズ優勝の瞬間です。応援しながら撮影したものなのでかなりのブレがありますが、ご了承下さい♪

<2006年10月26日 日本一の瞬間>
※動画の配信は終了しました

<2006年11月12日 アジア一の瞬間>
※動画の配信は終了しました

<2007年10月18日 クライマックスシリーズ優勝の瞬間>
※動画の配信は終了しました





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