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           平々凡々便り・61通 2010年2月4日 23:15


■朝青龍引退


今日の夕方に朝青龍引退のニュース速報が流れ、びっくりしました。このことについて「当然だ!」「いや〜残念。」など色々な意見がありますが、私は残念な気持ちの方が強いです。

私は元々、貴乃花ファンだったこともあり、貴乃花の優勝回数22回を超えてほしくないという気持ち(結局、抜かれましたが・・・)で朝青龍を見ていたので、応援しているというわけではありませんでしたが、時間いっぱいになった時のお腹を叩いてカメラを睨み付ける動作は「これぞ横綱!」という雰囲気を感じさせるものがあったので、そういう姿を見られなくなるのはちょっと残念です。

貴乃花が引退後、朝青龍が相撲界を盛り上げていたのは事実ですし、実力があるのにこういう形で引退してしまうのはなんか寂しい感じです。

今後の相撲人気については、おそらく3月場所は相撲協会の騒動明けや朝青龍が引退後の場所ということもあり、注目を集めるかもしれないですが、白鵬の一人勝ちが続き、人気が低迷していく気がします。

また、このまま対抗する力士が育たなければ、白鵬が大鵬の優勝回数32回を超えるのも時間の問題だと思います。もちろん単に優勝回数が歴代1位になったからといって史上最強というわけでもないですけどね。「大鵬、柏戸がいた時代」「貴乃花、若乃花、曙、武蔵丸、貴ノ浪らがいた時代」とは違いますからね。

そもそも過去の力士と強さを比較すること自体、実際に勝負できるわけでもないので、あまり意味のないことですが^^:;

ただ、簡単に過去の記録を抜かれるのは面白くないので、相撲ファンとしては白鵬に対抗する力士が早く出てきて、また盛り上げてほしいです。

現在、相撲協会の改革についても話題になっていますが、個人的には横綱審議委員会も改革が必要だと思いますね。相撲を取ったことのない人たちばかりが集まって、あれこれ議論しても説得力もないですし、正直、いらないと思います。そういった外部からの意見も取り入れたいのなら、相撲協会にも外部理事がいることだし、全て相撲協会にがやればいいのではないかと思ってしまいます。

話は戻しますが、こんなことになるんだったら、今年の初場所の千秋楽、見に行けばよかったなぁとちょっと思ってしまいました(笑)まさか今年で朝青龍を見る事ができなくなるとは思ってもいませんでした。

さて、最後に2008年5月場所(両国)で撮影した朝青龍と稀勢の里の一番を紹介して、今回の平々凡々便りを終えたいと思います。撮影した場所は2階席からで、テレビ中継とは違った角度からです。


【内容】
2008年5月場所(初日)に行われた朝青龍vs稀勢の里との一番です。
詳細は下記を参照下さい。
【撮影日】2008年5月11日
【場所】両国国技館
【収録時間】4分48秒

≪収録内容の詳細≫
0分00秒〜:取り組み前
1分34秒〜:時間制限いっぱい
2分04秒〜:取り組み開始
2分50秒〜:弓取り式

※前回の平々凡々便りで旅行の続きを書くと予告していましたが、次回に変更となりました。




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