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           平々凡々便り・62通 2010年2月07日 22:15


■2010年韓国・台湾・関東旅行(10日目〜12日目まで)


今回の平々凡々便りでは前々回の続きで、10日目〜12日目(最終日)について書いています。

【10日目(1月27日)】
この日の予定は、台湾北部の淡水観光、台北市内観光、台北市内の夜景撮影でしたが、前日がハードだったこともあり、朝はゆっくりし、午前10時にホテルを出発しました。

最初の目的地である淡水は、台北駅からは地下鉄で35分くらいの場所に位置し、夕日が綺麗なことから「東方のベニス」とも呼ばれています。ただ、夕日は4年前に撮影済みのため、今回の目的は観光名所巡りです。

11時15分頃、淡水に到着し、最初は福祐宮という寺を見学しました。続いて台湾に現存する最古の建築「紅毛城」を見学し、その後は、その周辺にある大学などを見て回りました。あとは、そのまま駅に戻る予定でしたが、その道中に小白宮(前淡水税務官邸)という建物があり、入場料が無料だったので、ついでに中を見学することにしました。

中は「日本年特展」という展示会が開かれており、日治時期(日本統治時代)の写真やひらがなの入った当時の遊び道具なども展示されていました。日本統治時代を友好的に特集するというのは、台湾ならではという感じもしますが、海外で日本の特集を見るのはやはり感慨深いものがありました。

日本年特展
展示会の案内ですが、「拝啓 日本様」という表現は台湾ならではですね。
他の隣国ではまず使われないでしょうね(笑)

日本統治期のあそび道具
展示されていた当時のあそび道具です


その後は、昼食を食べるために台北市内に戻り、大葉高島屋内にある「さんぱち」で北海道ラーメンを食べました。

さんぱちの看板です

ただ昼食といっても、15時台だったこともあり、その後、台北最古の寺「龍山寺」、台湾の原宿といわれる「西門町」、台北駅近くにある「台湾故事館」などを見て回ると、外もすっかりと暗くなったので、夜景をするため、台北駅すぐ近くにある「新光摩天展望台」へ向かいました。しかし、どこを探しても入口が見つからず、仕方がないので展望台は諦め、中正記念党を撮影することにしました。

台北の夜景は展望台をメインに考えていたので、夜景撮影はこれで終了にし、「大戸屋(メニューは日本とほぼ同じ)」で夕食を食べることにしました。その後は、台北駅の地下街を店が閉店するまで散策し、22時45分頃、ホテルに戻りました。

前日は台湾旅行は最後かなとも思いましたが、なんだかんだ言って、結構面白かったので、また来たいなぁと思いつつ、荷物をまとめて次の日の東京のホテルを予約し、この日を終えました。

ちなみに新光摩天展望台はネット調べたところ、2006年2月28日に閉鎖となっていました。

台北駅地下街にあった看板
台北駅地下街にあった看板です

寿司ケーキ
どんな味がするのか気になります。
次回行った時まであれば、ぜひ買ってみたいです(笑)


【11日目(1月28日)】
午前11時発の飛行機の為、7時30分にホテルをチェックアウトし、ホテルすぐ近くにあるバスターミナルから、空港バスに乗り込みました。

乗車後、1時間ちょっとで空港へ到着し、さっそく搭乗手続きをしようと手続きカウンターの電光掲示板を見ましたが、なぜかユナイテッド航空の案内がありません。いくら探しても見当たらないので、出航案内掲示板を確認したところ、なんと「取消」と表示されていました。今まで旅をしてきて、「取消」は初めてだったため、かなり焦りました。


見づらいですが下から5行目に取消とあります

この焦る理由は、この日に東京へ戻れないとなると、東京のホテルもキャンセルしなければならないし、明日の東京発札幌行きの特典航空券も、4日前を過ぎると時間を繰り下げることができないルールがあるため、明日の札幌行きの飛行機に間に合わない事態も考えなければならなかったからです。

とりあえず、まずはユナイテッド航空のカウンターへ行ってみると、係りの人が私のEチケットを見て、取消専用の列に並ぶよう指示してきました。ユナイテッド航空はアメリカの航空会社なので、基本的に英語で話してくるため、こういう事態になった時にはちょっと面倒です。すぐに私の順番まで回ってきましたが、英語ができると思われたら困るので、荷物をわざと計量台に置き、現状を理解していないふりをすると「NO NO NO」と言われて、日本語での説明になりました(笑)

ここで、11時発のJALに振り替えられることになり、ようやく一安心し、あとはJALのカウンターへ行くよう指示されたので行ってみましたが、なぜかそこに並んでいる人は誰もいませんでした。なんか変な感じがしましたが、とりあえず、窓側の席を指定し、搭乗券を確認すると、搭乗開始時刻が9時30分となっていました。11時発なのに1時間30分前に搭乗開始というのもこれまた変だなぁと思いつつも、まだその時は9時過ぎだったので、深く考えず、とりあえず出国審査を済ませて、中に入ることにしました。

中に入ると食べるところもあり、まだ朝ご飯を食べていなかったことから、何か食べようかなぁと思いつつ、ちょっと散策していました。そうした中、無料でインターネットができるパソコンが設置されている場所を見つけ、ここでネットをすることにしました。

ここで20分ほどネットをしていると「JAL642便をご利用のお客様はご搭乗をお急ぎください」といったアナウンスが聞こえてきました。「JAL642便か・・・・」と何気なく聞いていましたが、自分の乗る便であることに気づきました。

「あれ?」と思いつつ、パソコンの時計をみると8時44分となっており、「搭乗開始は9時30分じゃなかったっけ?」と思い、自分の腕時計も確認してみると、なんと9時50分でした。

慌てて、搭乗口まで行くと「JAL642便のお客様ですか?」と言われ、「はい・・・」と答え、機内へ乗り込むと既に安全確認の説明が始まっていました。しかも、この飛行機は3-4-3の座席タイプのため、窓側に行くのも大変でした。

ここでようやく飛行機が10時発だったことを知りました。これで搭乗開始時刻が9時30分だった理由も、JALのカウンターに誰も並んでいなかった理由(出発1時間を切っていた為)も全て理解できました。

ユナイテッド航空の説明が間違っていたというのもありますが、搭乗券には出発時間の記載がなかったため、11時だと思い込んでいました。まぁ、とにかくこの日は驚きの連続でした(笑)

JALの国際線は初めてでしたが、やはり日系の飛行機は落ち着きます。NHKニュースも流れるし、それぞれの席にテレビもついているので見やすかったです。テレビのプログラムはNHKニュース以外にも「ケンミンショー」などもやっていました。機内食もユナイテッド航空とは違い、うなぎも出て、なかなか美味しかったです。

ただ、ゲームについては、「インベーダー」「〇×ゲーム」「3目並べ」「4目並べ」など、タイトルから見ても分かるとおり、面白くないものばかりでした。インベーダーゲームは敵のミサイルを避けているのに当たったと判定され、ゲームオーバーになるし、4目並べは途中からコンピュータに全く勝てなくなりました(笑)。

離陸して3時間後の14時頃(日本時間)、成田空港へ到着しました。この日は、夜にサンシャイン60と都庁の夜景を撮影する予定で、ホテルもサンシャイン通りの地くにあるグランドシティを予約していました。ちなみにグランドシティに宿泊するとサンシャイン60の割引券を購入もでき、ちょっとお得です。

まずは空港からホテルへ移動し、少しホテルで休んだ後、サンシャイン60の夜景を撮影しました。その後は新宿に移動し、都庁の展望台で夜景を撮影し、この日はこれで終了としました。

【12日目(1月29日)】
最終日となるこの日は、まず朝起きて、びっくりしました。なんと目が覚めたのが、チェックアウト時間30分前の9時30分でした。荷物等は前日、ある程度は整理していたこともあり、なんとか10時までに間に合い、無事チェックアウトすることができました。

チェックアウト後は、荷物をフロントに預け、池袋周辺の映画館外観巡りを兼ねて、散策することにしました。その後は、朝ご飯を食べていなかったので、近くにあった「まぐろ市場」で海鮮チラシを食べ、再び散策を開始しました。

飛行機は17時発だったのですが、特典航空券は空席があれば、当日に限り、早めることは可能なので、13時頃、ホテルに荷物取りに戻り、もう空港へ向かうことにしました。

空港へは14時30分に着き、札幌行きは15時ちょうどの便と、15時10分の便(エア・ドゥとの共同)がありました。15時でも良かったのですが、久しぶりにエア・ドゥに乗りたかったので、15時10分に変更しました。

前に離陸した飛行機が鳥とぶつかったということもあり、若干、出発が遅れましたが、17時ごろ新千歳空港に到着し、長い12日間の旅程を終えました。

今回、計6回飛行機に乗りましたが、全日空、アシアナ航空、ユナイテッド航空、日本航空、エア・ドゥと5社の飛行機に乗れて、そういう点でも面白い旅行になりました。

さて、次回、海外旅行へ行くのは来年の春あたり(桜が咲く頃)を考えています。国内については短い日程でも行きやすいので、桜が咲く時期に行ける状況であれば、行こうかなとも考えています(函館とか東北など)。




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